築地本願寺 逗子布教所 浄土真宗本願寺派 龍渓寺「奏庵」

奏庵について

まず、「奏庵」という名の由来からお話しましょう。僧侶の住むところを草庵といいますが、私は若い頃からスウィングジャズが好きで、学生バンドでドラムを叩いていたこともあり、まず、草庵の草を奏に置き換えてみると「かなであん」と読めることから、一九八〇年からカナダのB・C州、ケローナという街で開教使として暮らし、カナデアンだったことの想いを重ねて「奏庵」と呼んで頂くことにしました。浄土真宗の庵は、御同朋御同行と僧俗の別なく生きられた親鸞聖人の教えのもとに、それぞれの人生を奏でる、お念仏の香りゆたかな庵でありたいと思います。浄土への往生には、自分が修行をして仏となる教えと、阿弥陀如来という仏さまに救われて仏とさせていただく教えとがあります。すべての衆生を救う、と誓われた阿弥陀如来の本願を信じ、「間違いない」と受けとめて、「ありがとう」、と仏さまに感謝しながら生きることが浄土真宗です。ですから浄土真宗には仏になるための修行は一切必要ないのです。私たちの往生は阿弥陀如来の根本の願い、その誓いによるのですから「他力」です。そしてその慈悲心からなる願いこそが如来としての働きの根本なのですから「本願」と言うのです。仏を当てにするのは私の往生であり、努力しなければならないのは報恩感謝という私の日常の生き方なのです。

続く

現代は「原点を忘れた社会」と言ってもいいでしょう。7年間のカナダ暮らしから戻ってみると、あらゆる分野でその原点が見失われているように感じました。開発、発展、進歩、繁栄などいろいろな文字が並びますが、人が生きる、人が悩む、人が悲しむ、人が笑う、それらの原点に立ち返ることがなければ、行き先までも見失ってしまうでしょう。お寺のあるべき姿、僧侶として、宗教家として、そのあり方を「庵」という原点に帰って歩ませていただこうと思っています。 単なる懐古主義にならないように気をつけながら。合掌

浄土真宗の教章

宗名  浄土真宗本願寺派(西本願寺) 宗祖  見真大師親鸞聖人(1173~1262) 本尊  阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)                経典  浄土三部経 仏説無量寿経・仏説観無量寿経・仏説阿弥陀経 教義  南無阿弥陀仏のみ教えを信じ、必ず仏にならせていただく身のしあわせを喜び、つねに報恩のおもいから、世のため人のために生きる。 宗風  宗門は同信の喜びに結ばれた人びとの同朋教団であって、信者はつねに言行をつつしみ、人道世法を守り、力を合わせて、ひろく世の中にまことのみ法(のり)をひろめるように努める。また、深く因果の道理をわきまえて、現世祈祷や、まじないを行わず、占いなどの迷信にたよらない。

続く

親鸞聖人を宗祖と仰ぐ私たちの先人は、お念仏のみ教えと共にそれぞれの時代を力強く生き抜いてこられました。龍溪寺「奏庵」は、人生の中で誰もが味わう、悲しみ・苦しみ・そしてよろこびを正しく受け止め、分かち合い、与えられた人生を感謝と共に明るく生きる、”いのちを奏でる庵”としてこの地に寺基を定めました。この庵が、みなさまのこころのよりどころとなり、尊いみ教えが次代へと正しく継承され、お念仏の輪が広く結ばれていくことをこころより願うものです。合掌

奏庵の法要

1月  修正会・御正忌報恩講 3月  永代経法要・彼岸会 4月  花まつり(釈尊ご誕生会) 5月  親鸞聖人降誕会 7月・8月  お盆(歓喜会) 11月 親鸞聖人報恩講  12月 除夜会

寺報

奏庵では寺報「かなであん」を発行しております。ご覧になりたい号のタイトルをクリックしてくただくと、PDFファイルでご覧になれます。随時更新しております。

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地図

浄土真宗本願寺派 龍渓寺 奏庵〒二四九ー〇〇〇二 神奈川県 逗子市山の根一丁目七番地二十四号 電話 0468–71–1863 ファックス 0468–72–3485


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